だ。ログ。

開発とかスノボとかやきうとか。

飯塚投手で締める交流戦

f:id:rider_dice:20170621150216j:plain
5月 ベイスターズ球場ブルペンにて撮影


5回失点0三振6

T岡田選手、ロメロ選手、マレーロ選手、モレル選手、小谷野選手
強振したバットにボールが当たれば外野深くにボールが飛んでいく選手がひしめき
横浜スタジアムでの3タテを阻止すべく攻撃的な布陣で望んできたバファローズに対して立ち向かった飯塚投手。
2ストライクからでもベース盤上で勝負する直球とフォークボール、スライダーを交えての82球は堂々たるピッチングでした。

惜しくも中継ぎが被弾を重ね初白星はおあずけとなってしまいましたが、ここまでウィーランド選手が抜け
やっと石田投手が帰ってきたとは言え、表・裏ローテ共に入れ替わり立ち替わりが続きました。

熊原投手
三嶋投手
久保投手
平良投手
飯塚投手


苦しいやりくりの中で交流戦で登板したいわゆる開幕時にはローテに入れなかった選手たちを振り返ろうかと思います。

1 熊原投手

この中で打たれても打ち勝つ熊原投手、仙台でのイーグルス戦は5回に途端にボールが先行しストライクを狙い打たれ大差がある中でも悔しい凱旋登板だった語っていた。
横浜スタジアムに戻ってのロッテ戦ではカーブ、スライダーがコーナーに決まらず直球メインの組み立てでなんとか踏ん張り交流戦で2つの白星
援護される星回りを持った選手だけに、まだまだ制球や急に打たれるスイッチを克服して打ち勝てるし抑えられる投手になって欲しいんと願うばかり。

17 三嶋投手

去年シーズン終盤の活躍もあり期待していたが仙台では早い回から打ち込まれる展開に。
武器でもあるストレートに去年少し話題になっていたチェンジアップは影を潜め、荒れたボールの中でカウントを整えに行くと好調イーグルス打線はバットを振り切り長打を打たれる悪い循環。
5月に長浦に練習を観に行った時に、ブルペンで一人ミットに収まるボールの乾いた音が違っていただけに調整不足だった事と
ここまで濱口投手や今永投手と言った若手が躍動を続ける中での焦りと、1軍で良いピッチングをしなければと言う守りが悪い方向に出てしまったかと。
まだまだシーズン半ば、もう一度ファームで結果を残しもう一度挑戦してきて欲しい投手。

27 久保投手

5月のスワローズ戦で1回から大爆発、審判との相性が悪いと途端にコーナーチキンレースをはじめカウントを悪くし長打長打の雨あられ。
週末観戦が主だっただけに、やっぱりスワローズ戦のイメージ+振り回してくるバファローズ相手だと久保投手は結構怖いよな。。と思っていたが
この日はランナーを出してから、クイックが冴え打者のタイミングを外して凡打の山。
ただ、130km後半~140km前半の直球が甘く来ると楽々スタンドインされてしまう、被弾はしたもののランナーを溜めず打線を点とした投球術は流石のひとこと。
夏場にスタミナ切れしたローテの中で、また久保投手が出て来る事は間違いないかと。良い時のランナー無しでのクイック等の駆け引き、暑い時期に見たい。

59 平良選手

メットライフドームで投球を生で見てきたが、対峙したライオンズ打線に対して、まだまだ決め球に苦労している印象。
ストライクを投げる事が出来るが、どうボールを散らして打者に的を絞らせないか。変速フォームを辞めてタイミング自体は取りやすいと言う事もあるが
やはり武器となるストロングポイントを作り出す事が必要かと。
制球が定まらなり、半速球が甘く入りライオンズの思い切りの良い打撃にやられた印象。

30 飯塚投手

最後の最後にバファローズ金子千尋投手との投げ合い。プロ1軍本拠地初登板、緊張しないわけもなく。。と思ったが堂々たるピッチング。
ベース盤上で勝負するボール、3ボールからでもフォークボールを投げ切れる度胸と思い切りの良さでバファローズに的を絞らせなかった。

ただ、ランナーを溜めた時などのケースがまだまだ材料が足りないので未知数。と言った所。
次の1軍登板のチャンスも間違いなくあるかと。


交流戦では白黒がハッキリしてしまった印象。三嶋、平良両投手はここで先発に残る為の「先」を見越した投球が裏目に。
逆に久保投手や飯塚投手は1試合を投げきり責任を果たす事で先を見越さなかった事が良い結果になったんじゃないかと。
熊原はうーん…マイペースなのでどう考えているか推して図る事は難しいかと。

石田投手が戻ってきたとは言え、ウィーランド投手はまだまだ復帰の目処が立たない状況。
現状先発が予想されるのは

14 石田
15 井納
21 今永
26 濱口

これにクライン選手と久保選手、熊原選手、飯塚投手と言った所でしょうか。
そして何より今度こそ飯塚投手には初勝利を手にして欲しい、そのためには中継ぎで現在調整中の須田投手以外にもう一枚、二枚中継ぎが。
去年はどんなポジションでも投げてくれていたザガースキーのような馬力のある役回りを
野川、大原、林、福地あたりが出来れば…になってくるかと思います。