所沢は寒かった。(メットライフドーム観戦記)
楠本の打棒が止まらない。
オープン戦で勢いは増すばかり、鋭いライナー性の引っ張りの打球としっかりと芯にミートしたレフト方向への打球。
このまま、自分が青春時代のハマの安打製造機鈴木尚典選手のようになって欲しいと願うばかり。
水曜日に余っていた外野の最上段で応援を終えた際に「うわーライオンズかあ。ボッコボコにされそうだよな」
と思いつつ、ライオンズチケットにて外野席を購入。
スマホチケットの恩恵
去年の夏から紙のチケット以外の選択肢としてスマホ(LINE)を使ったチケットの選択が出来るようになっていたのでチョイス。
どうやらQuickTicketと言うシステムを利用し、LINEで西武ライオンズのアカウントを友達登録する必要がある。
自分の親ですらLINEを使う時代、まあ大半の人間は導入しているアプリを利用出来るのは大きい。
ベイスターズのようにベイスターズアプリを利用しないと言う点では、ちょっと行ってみたい。しかもスマホチケットで。
と言う選択肢でも柔軟に対応出来るし、ヘビーなライオンズファンが野球あんまり知らない人を誘った際にもLINEでチケットを管理出来るのは大きい。
オープン戦価格の1500円を払うとLINEメッセージにてチケットのリンクが届く。リンクをタップするとチケットが出てくる。
紙チケットは毎回取り出すのが面倒である。
特に神宮のように、QRコードをかざして出てくるレシート型の紙チケットは夏場の熱帯夜の場合、パンツから滲み出る汗でチケットがくしゃくしゃになる。
チケットホルダーをコアな野球ファンなら持っているが、たまたま誘われてきた人は毎回取り出す事が非常に面倒である。
スワチケのQR発券は早くから始まったが、そろそろ時代としてはペーパーレスに移行出来るかと言う部分も今後の課題かと思う。
いざ所沢
土曜日は色々と所要が入ってしまった。
横浜駅に到着したのは11:40、さて乗り換えの時間を考えると湘南新宿ラインで行くか東横で行くかの選択を迫られる。
今回は池袋の駅が人でごった返している事を加味し、横浜駅発11:56のFライナー飯能行きに乗る。
横浜 11:54発 → 東急東横 → 渋谷 → 副都心線 → 小竹向原 → 西武池袋線 → 所沢 13:04着
70分の乗車で所沢に到着。ここから隣のホームに待っていた普通の小手指行きで隣の西所沢駅まで、西所沢駅からは西武球場前駅行きの電車に乗車。
試合開始後にもかかわらず、西所沢は家族連れやガチファンがかなり乗っている。青いユニファンは早い時間に着いているからか余り見られない。
西武球場前駅に着いたのは13:32 どうやら石神井公園後発の電車を待った関係で到着が遅れた。
とは言え、狭山線は他にダイヤがないので柔軟に対応が出来るのは強み。
メットライフドーム
入場口で係員にスマホを見せると、横浜スタジアムでも見たスタンプ型の端末を画面に近づけると入場となる。
さてさて、試合は2回の裏のライオンズの攻撃が終わった。
外野席を見渡すと応援団が居るポール際はぎっしり、センタービジョン側はかなり緑が目立つ。
そして今年からメットライフドームは芝生席も全席指定になっている。なので芝生席に目張りがされ場所が記載されている。
芝生席は思ったよりも狭いと感じない。子供が寝転んでも足が出ない程度の広さが有る。
ライオンズやマリーンズのように飛び跳ねる応援があるチームでも人と人との間隔が狭いと感じる事はないし、通路も出来ているので座ったら最後動けないと言う事はなさそうだ。
オープン戦独特の少し緩くも負けたくないと言う雰囲気の中試合が進行する。
寒い。
本当に座っていると寒風が山風として降りてくる。風が吹く度に寒さが身にしみてくる。
用意しておいた雪山ようのニット帽とインナーグローブ用の手袋をして寒さをしのぐが、何かあたたまる物をと外にでる。
そう言えば2年前に来た時は、選手プロデュースのキッチンカー等が入り口所狭しと並んでいたがこの日は生憎そんなに居ない。
しかも雨まで降り始める。レフト側のフードコートを上がると狭山茶の販売店のお茶漬けが目に入る。
明太子茶漬け850円を購入し、熱々の狭山茶の掛かったお茶漬けを食べ一段落。
