だ。ログ。

開発とかスノボとかやきうとか。

2019年交流戦の参戦記

去年は社壊人の時期で、大阪とZOZOマリンに遠征した。
実は今年は日程調整が上手くいった為、ZOZOマリンに1日行く事が出来た。

2019年参戦戦歴

6月9日  vs 埼玉西武ライオンズ ◯ 7 - 3
6月10日 vs 埼玉西武ライオンズ ◯ 6 - 4
6月12日 vs 千葉ロッテマリーンズ ◯ 5 - 6
6月22日 vs 東北楽天ゴールデンイーグルス ● 9 - 11
6月23日 vs 東北楽天ゴールデンイーグルス ◯ 3 - 0

ライオンズ戦

ハマスタホーム週末開催が2カードあった事が大きいが、セが戦々恐々としていたライオンズの打線が湿りがちだった。
とは言え、やはりハマスタでは鬼のように打ちまくるおわかり中村選手の芸術的な右打ちは健在。
おい…あのスイングで右になんでこんなライナー飛んでくるんだと頭が下がるばかり。
バッティング練習でも、殆どの打球がスタンドに突き刺さる。気持ち良い程の練習を見せてもらった事が記憶に新しい。
ただ、このカードの象徴は山賊打線の核である山川選手が不調であった事が大きい。
ランナーを溜めて山川選手までは回るものの、凡退でチャンスをモノにできず。と言うパターンが目立った。
チャンスで山川選手が打ち、森選手が打ち、そして栗山選手や木村選手と言った選手も続く。

そしてライオンズの強みは金子選手を下位に置き、ランナーとして出たら盗塁。
ピッチャーの打順で送って秋山選手で返すと言う得点パターンが確立していること。本当に気の抜けない打線であった。

対するベイスターズは今後の語り草になるであろう、8回2アウトから粘りに粘って満塁として代打楠本選手のグランドスラム
主軸がなかなか点数をあげれない中で競り勝った事でベイスターズはチームとして浮上のキッカケを掴んだように見えた。

マリーンズ戦

仕事の都合が上手く出来た事もあり、京葉線から見える工業地帯を抜け海浜幕張に。
ここに来るのは去年のAirJAM以来となる。あの時の熱は今でも忘れていない。
ZOZOマリンスタジアムは2年目とあり、去年の教訓からチケットは先に200円の手数料を払い発券しておいた。

と言うのも16時45分の開門と同時に自由席なので早めに並ばねばならない。
マリンスタジアムでのチケット交換が15時45分、食事等を含めると先にチケットをもっておく事で時間的な余裕が生まれる。
また、リーンちゃんやマー君がスタジアム周辺をお散歩しており写真やサインをくれるので、ZOZOマリンに行く際のひとつのイベントとしてマジックを持っていると良い事があるかも。

試合は決定打が産まれず、レアード選手にホームランを打たれる苦しい展開。
大貫投手は良い時のピッチングとまではいかず、疲れからかボール先行の苦しい展開。
こういう苦しい展開でも我慢のピッチングをしているだけに、経験値が今後大貫投手の投球術の幅になってくれる事を願うばかり。
結果は8回裏に大和選手の打球を中村奨吾選手がトンネルし2点タイムリーとなり決勝点。
ただし9回の山崎投手がピリっとせず、一打逆転まで追い込まれてしまいヒヤヒヤ。
9回にゲッツーに対するリプレイ検証もあり21時過ぎには終わるかと思われた試合が気づけば22時。
この日一緒に来ていた友人と幕張本郷行きのバスに乗り、津田沼で乗り換えて横浜方面へ。
自宅に着いたのは0時30分。

やはりZOZOマリンのナイターは時間に余裕がないと本当にキツいなと実感。
ここまで五分での戦いを終えたがここからのカードが、ホークス(福岡)→ファイターズ(横浜)→イーグルス
と言う強者が揃う。五割の壁は厚く感じた。

イーグルス

初日の大貫投手、アウトが取れない。
外野から見る限りは「えーそことってくれないの?!」と感じたが、結局は外野。ちゃんとしたゾーンまでは確認できない。
2ベース、2ベースで簡単に1点を取られそこからは放心状態でボールを投げるだけのいわばバッピ状態に。
結局、プレイボールが掛かった14時からアウトをひとつもとる事が出来ず、14時20分にマウンドから去る事に。

「アウトひとつ取るってこんなに難しいんだな」

しみじみと常連さんとツマミを食べながら淡々と得点を重ねられるシーンを見続ける事に。

「雨も酷いしなんとかなんないですかねー」

などと冗談めいて話をするとその裏、イーグルスの古川投手も請求が定まらず。
ただ、大貫投手とは違う部分として痛打と言う痛打がなくフォアボールで自滅するパターン。
こうなると審判がかなりストライクゾーンが厳しいのかなと見てしまう。

後を継いだ武藤投手がアウトを重ねていたので、球種や組み立て方でも大きくかわるのだな。と実感。
リードはしたものの、この日はエスコバー投手、国吉投手が完全休暇。
しかも1回から中継ぎがスクランブル状態で、6回の段階で残っている投手が
三嶋投手、石田投手、パットン投手、藤岡投手、山﨑投手のみ。

この中でラミレス監督は三嶋投手にロングリリーフを託したものの、リードを守りきれずの敗戦。
「なんで石田ださねーんだよ!」等の声も多々聞かれたが、平田投手の2アウトからの失点がキッカケとなり
ネガティブな話だが、仮にリードを保った状態で石田投手→パットン投手とつないで同点にされてしまった場合に
残るは藤岡投手と山﨑投手で4回を投げねばならないリスクを考えたベンチワークだったのだろうと推測。
結果的に休暇が裏目に出てしまった。
大貫投手は疲れもあるだろうし、日程調整での調整失敗もあったと思うが台所事情の厳しい現段階でもう一度のチャンスをどう活かすかと言う所に期待したい。


日曜日は上茶谷投手が投打で活躍。
外野から見ても威圧感のあるブラッシュ選手、そしていつ当たりだすかわからないウィーラー選手
土曜日3四球でチームの逆転の要となった辰巳選手、ランナーを出すものの要所を抑え無失点。
打っては4回、大和選手の敬遠で満塁となった2アウト。甘めに来たチェンジアップをライナーでレフトに打ち返し2点タイムリー。
土曜日完全休養だったエスコバー投手が1.3回、パットン投手が0.2回、そして山﨑投手が締めてシャットアウト勝ち。

総括

これで2019年の交流戦は10勝7敗1分の好成績。
連敗せず、負けをひきずらずに次の日に取り返したと言う事が大きかったかと。
そして、ラミレス監督も言ってた通り神里選手が一旦息切れしそうになりながらもリードオフマンとしての役割を完全にモノにしたこと。
しかしながら、スタメンで起用された時の桑原選手の攻守での粘り強さ、ここまで代打で結果を残してきた乙坂選手の台頭もチーム全体で勝った勝利が多かった要因となった。
守備の要で3日で2サヨナラ打を放った大和選手のここぞのバッティング、下位打線が機能している事がここに来て勝てている一因となっている。
不安な点としては、筒香選手が振らない打てない。
先週まで.310あった打率がとうとう.290を切ってきた。日曜日は6回で乙坂選手と交代。

現在、控えや下位打線が調子が良く勝てている。
ただし今後、この状況が長く続くとも思えない。必ず筒香選手のバットがチームを牽引する時が来る。
1ヶ月前にあった借金10は4まで戻してきた、ここからカープ戦、タイガース戦と苦手どころとの勝負を経てオールスターへと進んでいく。

中継ぎの不安、主軸の不調はあるもののさてここからどんなチームとして成長していくか。
シーズンは中盤に差し掛かり、明暗分かれる結果となる7月。
どんな展開になろうとも、ハマスタ通いの日々は続く。